2023/02/21~22 高学年スキー教室 ~楽しかった横浜学校との合同スキー旅行~

待ちに待ったこの日がやってきました。

今日から二日間、横浜学校のトンムたちとの合同スキー旅行で、越後湯沢に行ってきました。

日頃乗らない電車に乗り東京駅に向かい、そして乗る機会の少ない新幹線に乗り、あまり見たことが無い雪景色を目の当たりにする。すべてが新鮮で、ワクワクする旅行になりました。

さらに、仲良しの横浜学校のトンムたちと一緒に行けるということもあり、うきうきワクワクをしないわけではありません。

行きから新幹線の車内では、お菓子を食べながら楽しく過ごし、長いトンネルを抜けるとそこは、一面銀世界の雪景色。おのずと子どもたちの口からも「おお~」「すごーい」との歓声が上がりました。

まさしくここが、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」by川端康成ですね。

ですが、目的地の越後湯沢駅に降りると、子どもたちを迎えたのは、「極寒」でした。

「さ、さむい」×45・・・

「さむ~」×45・・・

この日の最高気温は、何とマイナス6℃!

これもまた、日頃経験できない貴重な体験ですね。

さて、午後からはスキー教室。

バッチリ防寒対策をして、いざスキーにチャレンジ!

今回は、未経験者クラスと、経験者クラスに分かれて、インストラクターや先生の指導の下、スキー教室に参加しました。

今回、参加した子どもたちの3分の2は未経験者で、思いのほか、日頃スキーをする子が少ないことがわかり、だからこそ今回のスキー教室の意義が高まります。

はじめての子も、経験したことがある子も、自分なりの成長を目標にして頑張りました。

もちろん、「お約束」の「スキー教室あるある」もありましたよ。

経験者の中で、「わたし滑れます~」から「あ~、とまらなーい」そして、そのまま「未経験者クラスへの編入」・・・

その自信は何処から来たのかと疑いたくもなりますが、チャレンジ精神は褒めてあげます。

初日は大雪の中、途中でリタイア希望をする子もいましたが、みんなで励まし合いながら、最後まで4時間きっちり滑り切りました。えらい!

初日の夜は、学年ごとの交流レクリエーションも行い本当に一日楽しく過ごしました。

夜は遅くまで夜更かしを楽しむかと思いきや、よっぽど疲れていたのか、みんな就寝時間にぐっすり寝入りました。

さて、二日目です。

昨日の大雪が嘘のように雪もやみ、絶好の滑走日和。

他のスキーヤーもいないので、私たちの貸し切り状態でした。

未経験者クラスの子どもたちも、リフトに乗り、思い思いスキーを楽しみました。

昨日経験者クラスに属した子どもたちの中では、はじめて「テクニック」を学んだにしてはとても上達が早く、プルークボーゲンはもちろんのこと、「片足ターン」や「シュテムターン」、「ブレーキング」など、習った技術を自分のものにし、今までだと、直滑降が「上手さ」と勘違いしていた子どもたちも、ミドルスラローム、ショートスラロームを駆使し、見違えるほど上手に滑っていました。

本当に子どもたちの「すきこそものの上手なれ」は、すごいですね。

今回、子どもたちのいろんな面を見ることができました。

最後まであきらめないで頑張る姿。

自分のことよりも、友達を思い、助ける姿。

チャレンジしようとする姿。

学校では見られない、とても良い姿を見ることができました。

帰りは越後湯沢の駅で、地域クーポンでのお土産購入。

お菓子を買ったり、売店で串焼きやアイスを食べたり、新潟ということもあり、お米を買ったりしながら、「全国旅行支援」の恩恵をフルに生かしていました。

子どもたちにとっては、とても「贅沢」な旅行となりました。

子どもたちにとって、とても有意義な2日間になった今回のスキー教室。

校外だからこそ、「しっかりと規律や約束を守る大切さ」や、「なんでもやってみることが大事だ」ということも感じたのではないかと思います。

これを糧にして、更に良い学校生活を送ってくれることを願ってます。

けが人やトラブルもなく、みんなが仲良く楽しく過ごした、まれにみるとても良い2日間になりました。

みなさん、アッパ、オンマへの感謝の気持ちも忘れずに、これからも頑張りましょう!